2012年6月15日金曜日

乗鞍に登ってきました

定休日の6/13に乗鞍に登ってきました。
乗鞍では、春山バスが運行されていて、今でも上部に残る雪の壁を通って
大雪渓の下まで行けます。
今回は、大雪渓から剣が峰まで登って、スキーで下ってきました。
高ソメキャンプ場から見たこの画像だと、
右下の辺りにバス停があり、
そこから大雪渓を登って、
左上の山頂まで行ってきました。

高ソメキャンプ場から車で40分程で、
乗鞍観光センターに到着。
平日ですが、スキーヤーや登山客が
たくさん並んでいました。

この時期は、麓の方には雪はありませんが
大雪渓に近づくと10mくらいの雪の壁の間を、
バスが通って行きます。

50分ほどで大雪渓の下のバス停に到着。
観光センターは晴れてたんですが、
あいにくの霧で景色は見えません。

スキーを背負って、霧の中を
山頂目指して出発です。

私はこの時期の登山スキーは初めてだったので、
霧でどこを登ればいいのか分からず、
ベテランの同行者に聞くと、
みんなが登るほうに行けばいいとのこと。
ちょっと不安だけど、まあどこかには着くでしょう。

1時間ほど登って、標高も高くなり、
苦しくなったところで、霧が一瞬晴れて、
周りの景色が見えました。
観測所が見えて、位置が確認できて一安心。

これから登っていく剣が峰方向も見えました。
あとどのくらい登ればいいのか分かると、
気分的にだいぶ楽になります。
このまま晴れてくれればいいんですけど。

剣が峰の少し手前の蚕玉岳山頂に到着。
この先は雪が少ない岩場なので、
スキーで滑り下りられないので、
スキーはここに置いて登ります。

出発して約2時間で剣が峰山頂に到着。
しかし、残念ながらまたも霧の中。
何にも見えません。

この後、蚕玉岳まで戻って、
バス停まで滑って下りました。
下りは約10分。

霧でスピードが出せず、
もう一つ気分はすっきりしませんでした。

スキーや登山をやらなくても、
雪の壁の間を歩く経験が気軽にできます。

梅雨の蒸し暑さのなか、
こんな体験はいかがでしょうか?

by 武智